【長期休館中】公益財団法人 安積歴史博物館

建築の見どころ

本館講堂

本館講堂

玄関ポーチは、八角の柱を八角形に配置した腰屋根をつけ、1・2階とも柱の上の方に飾り坂と装飾小壁を入れて、軒蛇腹がついています。
各部の各教室は、ほとんど同じ仕上げで、壁は巾木を廻らして漆喰塗り、廊下は腰羽目板張り、天井は、小巾板と巾広の板を交互に数枚ずつ張ってあります。
講堂のの天井には、ローソク用のシャンデリアが2つとりつけられてあります。


建物の基礎は、安山岩の切石積みで、正面玄関は八角形の板石を敷きつめ、入口には関段があります。
外の壁は、下見板張というしくみになっていて、窓は上げ下げ窓とし、一階の窓の上に短い庇をつくり、二階の窓の上の小壁には、簡単な装飾を入れて、軒蛇腹を設けてあります。

本館外壁

本館外壁

階段

階段

 

鬼瓦

鬼瓦

屋根は寄棟造で、棧瓦、茅葺1枚毎に瓦棧に銅線でつないであり、軒先には唐草瓦、棟には熨斗瓦、両端には鬼瓦が飾られています。